トリートメントについて

トリートメントの選び方
トリートメントは傷んだ髪に水分や油分を補って、ツヤを出す目的で使用します。
特に、パーマやカラーリングをしている人は、毛先が傷んでいますから使った方がよいでしょう。
トリートメントには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」がありますけど、利用方法が異なりますから両方持っていると便利です。
月に数回、髪の毛の痛みがひどいときに「洗い流すタイプ」を利用し、洗い流さないタイプを紫外線などから髪を守る目的で使用するというのが一般的です。
さらに、洗い流さないタイプであれば、「ぬれた髪に使用するタイプ」と「乾いた髪に使用するタイプ」に分かれます。
髪の毛が細くて毛の量が少ない人と、髪の毛が太くて毛の量が多い人とでは、トリートメントの利用方法が異なります。
髪の毛が細くて毛の量が少ない人はボリュームの出そうなトリートメントを選んだ方がよく、髪の毛が太くて毛の量が多い人は、髪の広がりをおさえるものを選んだ方がいいかもしれません。
市販されているトリートメントの種類はたいへん多いですから、必ず目的に合ったものが見つかるでしょう。
トリートメントの種類
トリートメントには、「洗い流すタイプ」のものと「洗い流さないタイプ」のものがあります。
洗い流すタイプには髪の内側のダメージを補修する働きがあることから、シャンプーする際に使用するとよいでしょう。
洗い流さないタイプのものには、髪の表面をコーティングして保護する働きがあるので、シャンプー後の髪になじませます。
また、洗い流さないタイプでも、クリーム状のものやジェル状のもの、オイル状だったり、スプレーで髪に吹きつけるものなどがあるので、使い勝手の良いものをお選びください。
どのタイプが良いかは、髪の痛み具合にもよりますけど、地肌がオイリー肌かそうでないかでも利用が分かれます。
乾燥肌の人向きのものであって、オイリー肌の人がオイル状のもの、または油分の多いクリーム状のものを使用するとベタつき感が強くなります。
トリートメントの使い方
トリートメントのやり方は、「洗い流すタイプ」のものと「洗い流さないタイプ」のものとで、利用方法が異なります。
洗い流すタイプの場合は、シャンプーした後でトリートメント、その後にリンスの順番で使用してください。
リンスは、髪の表面を保護する目的があるので、最後に使いましょう。
トリートメントは地肌にではなく、傷んだ毛先を中心に使います。
なお、毛先の痛みがひどい場合は、その部分をカットしてから使った方が効果的です。
洗い流さないタイプの場合は、髪の表面をコーティングして保護する働きに加えて、ドライヤーの熱や紫外線から髪を守る働きもあるため、一番最後に使用しましょう。
さらに、「ぬれた髪に使用するタイプ」と「乾いた髪に使用するタイプ」のものがあるので、お風呂上りに使うのか、朝起きたときなどの乾いた状態の髪に使用するかでも、使い方が分かれます。