正しい髪の乾かし方

髪の毛の乾かし方はとっても大切だと以前お話ししたかと思いますが、では具体的にはどうやって乾かすと良いのか。結構聞かれるんですけど、まず知っておいてもらいたいのは、濡らした状態は髪の毛にはあまり良くないって事。

濡れたままはNGです

流さないトリートメントを付けて髪が濡れているような状態になるのは話しは別ですけど、普通の水で濡れたままになっているのは、髪の毛には負担なんです。

だから出来る限り濡れている状態はすぐにでも改善というか、タオル等で水分を取ります。この時も思い切り吹くんじゃなくて、タオルを頭にあてて軽く撫でるというか、「髪の毛に付いている水分をタオル側に移す」みたいな感覚で行うんです。

ドライヤーのかけ方のコツ

髪を「労わる」って言うと大袈裟ですけど、丁寧に水気を吸い取る。これが大切です。そしてドライヤーですけど、これも多分多くの人が勘違いしている部分ですけど、ドライヤーは髪の毛の先じゃなくて根元から当てて行くのが髪の毛を痛めない正しい方法です。

毛先は痛みやすいと同時に、乾きやすい部分です。タオルでちょっと吸い取るだけでも充分だったりしますし、基本的には透いているでしょうから、毛先の方が量が少ない分乾きやすいんです。

でも根元は見えない部分もありますから、乾き難いんです。よくある話ですけど、毛先とか表面ばかりにドライヤーをかけて乾かしたつもりでいるパターン。実は根元が全然乾いてなくて、根元に湿気が溜まってしまった状態で寝るから起きると物凄い事になっている。

これは結構「よくある話」なんです。髪の毛的にもあまり良いものじゃないんです。だからドライヤーを当てる際には、とにかく根元から当てるようにすべきです。

「時間がないから」とか「面倒だから」という理由で毛先だけ乾かすのはよくないので、なるべく面倒だと思わずに乾かしてください。

根元から当てる事になりますので、どうしても時間がかかりますが、それこそが正しいドライヤーのかけかたです。また、ドライヤーの温度も出来る限り高くはしない方が良いです。

熱い方がすぐに乾くと思っている人も多いようですが、熱すぎても髪の毛を痛めてしまいます。風量共々うまく調整すべきです。

おすすめのドライヤー

パワーがあり熱がこもらないドライヤーがおすすめです。例えばダイソンのドライヤーとかだと、それなりに値段はしますがパワーもあって熱もこもらないという点で大変優秀。最近は母の日のギフトの候補として挙がっていることも多く、髪のハリやコシがなくなってくる年齢の方にもお勧めできます。これを機にプレゼントとしてドライヤーを贈るのもいいかもしれませんね。