ドライヤーの選び方

ドライヤーはパワーだけで選ぶと失敗する
髪の毛を乾かす、またはセットするという場面でドライヤーは必要不可欠になります。
美容院などでは髪のことをしっかりと考えたドライヤーが選ばれています。
自宅用にドライヤーを購入する場合であっても、様々なポイントからベストなものは選んでいかなくてはなりません。
ドライヤーを選ぶ際に、単純にパワーだけを意識してしまう人がいますが、パワーだけが全てではありません。
例えばパワーがどんなに強くても熱風による温度が高いものや、温風しか使えないものは使い勝手が悪いと感じてしまいます。
また、温度が高いものに関しては髪の毛そして頭皮へのダメージが強くなってしまいますので、このような部分も注意しながら選んでいきましょう。
ハイパワーであると同時に、しっかり冷風が使えることや出来れば髪の毛を保持していくため、マイナスイオンが出てくれるといったものが望ましいです。
風量の調節ができるものが良い
セットするときのことを考えると、風量の調節ができるものが良いと言えます。
ハイパワーの状態でセットするのは非常に難しいので、少なくとも2段階、欲を言えば3段階程度に温風、冷風に調節できるものが良いです。
こういったものであれば、前髪のセットをする際やその他の部分をセットする際などで使い分けることができます。
こういった風量調節ができないと、新たにドライヤーを購入し使い分けていかなくてはならないので、面倒に感じることがあります。
温風で髪を乾かした後、冷風を全体的に当てることによって髪のボリューム全体に張りが出て髪がしっとりとした状態になります。
まとまった状態で過ごすためには冷風が必要不可欠ですので、こういった部分も意識しながら選びましょう。
ブラシ付きのドライヤーは常用しないこと
一口にドライヤーといっても、さまざまな形状があります。
中でもブラシがついているものは便利だと思って毎日のように使う人がいます。
しかしブラシ付きのドライヤーでヘアセットを繰り返すことや、髪を乾かすときにも使用してしまうのは髪へのダメージはとても大きいです。
ある程度しっかりと乾かした髪をセットする際、毛先だけなどに使うようにしましょう。
極力使用する時間は短時間に止めた方が良いです。
ブラシ付きのドライヤーは熱風と共にセットをするため髪の毛をひっぱてしまいますので、ここでダメージを与えることになるのです。
どうしても必要な時には前述の通り毛先や前髪などに用いても問題ありませんが、毎日使用して髪にダメージを与えてしまう事は避けてください。
またブラシ付きのものを選ぶのであれば、ブラシを外した際にもある程度のパワーを持っているドライヤーが良いでしょう。
このようなブラシ付きのドライヤーを使用する際には髪に整髪料などがついていない状態で使ってください。
整髪料がついている状態で使用すると上記した以外のダメージも重なってしまうため、短期間でどんどん髪が傷んでしまうことになります。