美容師になろうと思った理由

僕が美容師になろうと思ったきっかけは
以前美容院で相談したからってお話ししたかと思うんですけど、
人に喜ばれるお仕事に就きたいとは思っていたんです。

「自分の存在」ってお話しをするとちょっと重いお話しになっちゃうかもしれないですけど、
喜ばれると「自分が役に立った」って思えるじゃないですか。

日常生活の中であまり無い事だから、尚更嬉しく思えるんです。
僕があまり自分に自信が無いっていうのもあるかもしれません。

自分に自信がある人なら「感謝されて当然」「ありがたいでしょ?」って思えるかもしれないですけど、
僕は自分には自信を持てないタイプなので、喜ばれると物凄く嬉しいんです。

喜んでくれている人を見て「当然だろ」って思えるほど自信はありません。
だから喜ばれるお仕事にって思いは物凄く強かったんです。
でも特に何かしたい事があった訳ではないですから、進路に関しては物凄く悩みました。

普通の人だったら、「どっちにするか迷う」ものなんでしょうけど、
僕の場合「選択肢が無さ過ぎて」迷っていたんです。
先生からもそこを指摘されていました。

先生に言われて、かつての僕みたいな無気力な生徒っていうのはとっても迷惑だし、
何よりただ甘えているだけだった事にも気付かされました。
それ以来、自分には何が出来るのかって事を考えている時に
美容院で相談したら美容師をお勧めされたんです。

でも初めは美容師って言われてもピンと来なかったんです、実は。
そもそも美容師がどんなお仕事なのかよく解っていないからっていうのも大きいんですけど、
美容師って何をするのかを調べてみようと思っていろいろとインターネットで調べてみました。
そうしたら、美容師はとっても魅力的な職業なんじゃないかなって思えるようになりました。

そこからは美容師の専門学校を探しました。
美容師の専門学校は想像以上に多くて困りました。
近い所を選んだ方が良いのか、そもそも何を基準に選べば良いのか
それがよく解らなかったんですけど、その時も美容師に相談しました。

そこで言われたのは、実技の施設がどれくらい揃っているかって事でした。
実技の施設があまり揃っていないって事は、座学中心になるよって。
やっぱり美容師を目指す以上、実習が大切だと思うんですけど、
その時のそのアドバイスが本当にありがたかったです。

もしもですけど、行きつけの美容院の美容師が無責任というか、
適当に話しをするような人だったら今の僕はいないんじゃないかなって思っています。
美容師の専門学校に進んだって言ったら物凄く喜んでくれたのを今でも思い出しますけど、
本当に相談して良かったと思っています。

次は美容師になれたって報告をしたいなって思っていますが、
それはまだ先の話になりそうです。