美容師のやりがい
■美容師のやりがいとは?
美容師のやりがいはと言えば、お客様に喜んでもらえる点が一番です。いろんなサービス業があると思うんですけど、どのサービス業も基本的に喜びは「家でかみ締める」ものが多いじゃないですか。
コンビニで商品を買っても、どこで楽しむかって言ったら家だったり職場だったり。飲料水とかお弁当を買ってレジの前で飲食する人はあまりいないと思いますし、服を買っても、いつ着るかって言ったら帰ってから試しに着てみて、それで次の外出の時とかじゃないですか。
お客が喜んでいる姿ってなかなか見る事が出来ないんですけど、美容師の場合、お客が喜んでいる姿を目の前で見る事が出来るんです。でも失敗したり、お客の要望に上手く応える事が出来ていない場合には辛辣な事を言われたり、時にはクレームになっちゃったりもするんです。
だから尚更、お客が喜んでいる姿を見れると本当に嬉しいものです。この点は一番のやり甲斐かもしれません。後は自分の思い通りの髪型になった時です。これは技術力をしっかりと発揮出来た時って事です。
美容院への依頼は事細かにオーダーしてくる人もいれば、「お任せで」って人もいますけど、お任せって言われて自分が「この人にはこれが似合う!」って思った髪型を提供して喜ばれると、これは本当に美容師冥利に尽きます。
後は足繁く通ってくれる人が増えてくるとやりがいを感じるようになります。クーポン券とかを発行していると、新規のお客は多いんです。
初回は割安で美容院を利用出来ますからね。でも二回目からは正規料金になるんですから、本当に気に入らなきゃ来ないんです。実際、一回しか来ないってお客は本当に多いんです。
もちろん悪い事じゃないですし、選ばれなかったって事だと思うので仕方ないとは思うんですけど、だから二回目、リピーターのお客は本当に嬉しいってお話しを聞いて、「なるほど」と思わされましたね。
確かに、二回目に正規料金で受けに来るって事は、言葉にはしていないけど「この美容院がいい!」って事ですもんね、嫌な所に通おうとは思わないですから、リピーターが増えて食えるとやりがいを感じるようになるっていうのも解らない話じゃないなと思いました。